住職のあいさつ
地下鉄・後楽園駅より徒歩1分、春日駅より同じく2分。
千川通りの「こんにゃくえんま前」の信号が見えると、
そこは源覚寺、通称「こんにゃくえんま」の
参道入り口です。
誘われるように境内に足を運ぶと、散歩途中の
お年寄りや若いカップル、珍しそうに写真を撮って
いる外国人など、人の出入りが絶えません。
お昼休みにはコンビニで買ったお弁当を食べる
サラリーマンも見かけることもあるとか・・・。
「昔から、閻魔さまの例大祭などには商店街に縁日が
立ち、境内には見世物小屋が立てられ、テントが
張られて大勢の人が集まったそうです。地域の人や生活と密着した庶民的なお寺なんです」
と語る三好住職は25代目。自分は住職というよりは「管理人」とおっしゃいます。
「お参りに来てくれた人に満足していただいて、また来ていただけるように、いろいろなおもてなしを考えなくてはいけないと思っています。名前の通った大きなお寺と違って、小さなお寺だからこその、“癒しや寛ぎ”を提供するのが私の役目です。気軽に立ち寄っていただける雰囲気を大事にしたいですね」
「ご本尊は、優しさや慈悲に満ちた阿弥陀さまです。なのになぜ怖い閻魔さまが一緒にいるのか、という人がいます。浄土宗は『南無阿弥陀仏』と唱えれば、誰でも救ってもらえるのに。それは、阿弥陀さまばかりに甘えていたらダメだぞ。自分(閻魔)はちゃんと見てるぞ、悪いことをしたら俺は許さないぞと、にらみを利かせている。バランスが取れているんです」
境内には「眼病治癒」を祈願した絵馬がたくさん掛けられています。
こんにゃく閻魔さまの霊験を授かろうという必死の思いが伝わってきます。源覚寺の閻魔さまは厳しさの中にも、温い慈悲深さを秘めている。水子供養に、祈願に。
変わらぬ信仰の理由がわかる気がしました。
こんにゃく閻魔の由来
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